空母艦載機移転後の恒常的FCLP施設建設についての申し入れ

岩国市長

福田良彦様

                       瀬戸内海の静かな環境を

                       守る住民ネットワーク

                        共同代表 河井弘志

                        共同代表 桑原 清

 空母艦載機移転後の恒常的FCLP施設建設についての申し入れ

 9月17日付の一部報道によれば、政府は空母艦載機岩国移転後の恒常的FCLP施設の建設を予定していた鹿児島県馬毛島について、用地買収交渉が暗礁に乗り上げ、買収断念に追い込まれる恐れが強まっているとし、代替地の選定を行うと報じている。

 岩国市が空母艦載機移転を容認するにあたって、福田市長は基本方針としてFCLPの実施は容認できないとしていた。この問題についての政府の本年2月28日付の回答は「馬毛島を候補地として検討を進めている」「土地所有者から売却をする意向が示された」などである。

 上記の記事が事実ならば、政府の回答とは違った事態が進展し、候補地選定が白紙に戻り、岩国市の移転容認の前提が崩れたこととなる。空母艦載機は必ず空母搭載の前にはFCLPが義務付けられており、恒常的なFCLP施設が当面できないならば、岩国基地において随時訓練が強行される可能性が非常に高くなると考えられる。

 福田市長におかれては政府に対して「馬毛島の用地買収について断念することを検討しているのかどうか」を確認し、事実であれば移転容認の基本方針における条件が満たされなくなったこととして、移転容認を撤回するよう申し入れる。