岩国市長
福田良彦様
瀬戸内海の静かな環境を
守る住民ネットワーク
共同代表 河井弘志
共同代表 桑原 清
F35Bの安全性確認を求める申入書
最新鋭戦闘攻撃機F35Bは1月18日岩国基地に到着した。F35Bについては昨年10月米本国において重大事故を起こしているが、この事故における再発防止対策は十分ではないと判断される。
米国刊行物「Defense News」12月20日付記事「Loose Bracket Sparked Fire on Marine Corps Plane」において、米空軍中将が10月の事故について語っている。この事故はワイヤーを束ねるブラケットに不具合が生じたためとされているが、空軍中将はF35のブラケットに欠陥があることをすでに米軍は承知していたとし、すべてのF35のブラケットを新しいブラケットに交換する予定であったとしている。
F35Bについては依然として新しいブラケットに替えられていないとのことであり、パイロットは「危険な状態で飛行している」ことになっている。
昨年12月16日の国の説明によれば事故の再発防止策として、ブラケット部分の点検を行うこととしている。新しいブラケットに交換したとはなっていない。岩国基地に飛来したF35Bは極めて危険な状態で飛行していると判断される。
岩国市長は本年1月18日F35B到着時に、「F35Bの最大限の安全性を確保することが必要である」とコメントしている。
以上のことから市民の安全を確保するために次の点について申し入れる。