瀬戸内海の静かな環境を守る
住民ネットワーク

2008年1月27日(日)より
最終更新日:2023年6月5日(月)
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岩国基地の機能強化に反対!


【瀬戸内ネットとは?】
 瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク(瀬戸内ネット)は、岩国基地の機能強化に反対し、基地周辺住民の安心・安全を実現するために活動する団体です。

 日本政府の思いやり予算で建設、完成された基地沖合移設事業は事実上の新しい基地の建設でした。 面積は1.4倍となり、新しい滑走路、新しい高性能の弾薬庫が建設され、1本であった誘導路は2本となり、水深13メートルの岸壁を持つ港湾施設を 備える強大な米軍基地となりました。この新しい基地建設により、以後空母艦載機の移転、空軍機の米本土からの展開、大型輸送船・強襲揚陸艦の定期的 入港などの機能強化が次々と強行されるようになったのです。

 これらの基地機能の強化は周辺住民の平穏な生活とはまったく相いれないものです。私たちはこれらの機能強化に反対し、周辺住民の安心・安全な生活を 確立するよう活動を続けたいと思っています。


 左上の写真は尾津の高台から撮影した遠征洋上基地艦ミゲル・キースです。甲板の下がぶち抜きになっている巨大な異形の艦船です。右下の写真は米国本土から展開された空軍機のステルス戦闘機F−22ラプターです。

「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」へ御参加を!






今津川土手近くの岩国基地提供区域で米軍がゴミを露出させた問題での取り組み

 2021年12月頃から米軍は、今津川土手近くの岩国基地提供区域で重機を使って地面を掘り返し、 プラスチックなどのゴミを露出させていたことは当会も把握していました。フェンスの外側まで掘り返していたため、当会が岩国市に確認したところ、 フェンスの外側も提供区域内とのことでした(左写真は2021年12月7日撮影)。


 しかし昨年3月、市民から問い合わせや不安の声を受けた岩国市が、中国四国防衛局を通じて基地側に問い合わせ、防衛省が住民に不安を与えないよう 基地側に対応を要請していたことが報道されました。

埋め立てごみ大量露出 岩国基地内 防衛省が対応要請(中国新聞2022年3月9日)

 そこで4月26日(水)、この問題で当会は岩国市へ要請を行ないました。


 すると5月2日(火)、米軍が提供区域(フェンス外側)ののり面をシートで覆うという対応をしているのを当会が発見しました。日米地位協定第4条で、 米側に原状回復義務がないことが定められていることを考えると、大きな成果だと言えなくはありません。


 もちろんシートで覆われているのは一部だけで、まだ大部分はプラスチックなどのゴミが露出している状態です。また米軍によると「改良作業を継続し、 完了まで外観は変わり続ける」とのことです。これからも監視が必要です(上と右の写真は5月3日撮影)。


露出ごみ シートで覆う 米軍岩国基地「区画造成中」(中国新聞2023年5月4日)


衆議院議員山口県第2・4区補欠選挙で立候補予定者への公開質問を行ないました
2023年衆議院議員山口県第2・4区補欠選挙立候補予定者への公開質問書の回答

山口県議会議員選挙で立候補予定者への公開質問を行ないました。

2023年山口県議会議員選挙立候補予定者への公開質問書の回答

 
10/12(水)垂直離着陸輸送機オスプレイの問題で中国四国防衛局へ要請行動

米軍の垂直離着陸輸送機V−22オスプレイの飛行高度は、2012年9月19日の日米合同委員会では、日本の国内法である航空法と同じく500フィート(約150メートル)と合意されていました。ところが9月26日(月)の日米合同委員会で、9月27日から10月18日までという期間限定のこととは言え、300フィート(約90メートル)にまで引き下げることが合意されてしまいました。そこで10月12日(水)、私たち瀬戸内ネットは、中国四国防衛局へ申し入れを行ないました。共同代表兼事務局長の桑原 清さんが藤田報道官に要請書を手渡します。

藤田報道官(写真右)は、オスプレイの低空飛行については「日米同盟の抑止力向上、即応態勢を高めるために行うもの」「低空飛行は米軍単独の訓練として計画されている」、クラッチの問題については「安全に運航する手順を確立している」「安全性を国防総省に確認した」などと回答。それに対し瀬戸内ネット顧問の久米慶典さん(写真左)は、「2012年9月19日の日米合同委員会の合意が住民の安全確保のために遵守されるべき」「クラッチの問題については、根本的な原因解明なしに手順や機体点検などでは安全は保障されない」と反論しました。

日本国における新たな航空機(MV-22)に関する日米合同委員会合意(2012年9月19日)

日米同盟の抑止力・対処力向上のための在日米軍の訓練の実施について(2022年9月26日)

2022年岩国市議会議員選挙立候補予定者への公開質問書の回答をUP

  2022年10月23日(日)投票の岩国市議会議員選挙の立候補予定者に公開質問書を出しました。そして回答を当ホームページにUPしました。

↓瀬戸内ネットとしてのコメントです。
2022年10月23日(日)投票の岩国市議会議員選挙 立候補予定者への公開質問書回答について

まもろう・しずかなそら


瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク
 (略称:瀬戸内ネット)

   共同代表:河井弘志/桑原清

    〒740−0042
    岩国市青木町2−24−45 桑原清方
     TEL:0827−38−1866
     FAX:0827−38−1867
     E-mail:setouchi_net8@yahoo.co.jp
     郵便振替口座
      加入者名:「瀬戸内ネット」
      口座番号:01360−3−46353


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