平和で安心できる暮らし、環境を守るために際限のないジェットエンジンの爆音で「会話が途切れる」、「テレビの音も聞こえない」「ひきつけを起こした」、「頭痛、めまいがとまらない」、「赤ちゃんが寝られない」、「受験勉強に身が入らない」、「いつ墜落するのか不安」など、周辺住民に肉体的、精神的苦痛を与えてきた神奈川県にある厚木基地の米軍機が、岩国市のみならず広範な地域の上空を飛び、平穏な生活を妨げようとしています。 今の倍以上となる120機もの米軍機が、昼も夜も関係なく頻繁に離着陸することになります。そうなれば、日々爆音に悩まされ墜落など事故の危険に脅えながらの生活を強いられることになってしまいます。 また、岩国基地近隣の、瀬戸内海の長閑(のどか)な海岸・島々やレジャー地など広範な地域で、米兵犯罪にも地域住民は脅えなければならなくなります。 米軍再編が強行されれば米軍の騒音・事故、犯罪などに苦しめられ、住民の平穏な生活と安全が奪われます。そこで、私たちは、艦載機部隊移転は「容認できない」と活動を続けてきました。 私たちは、だれもが平和で安心な暮らしを求めています。そのために、「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」を立ち上げました。 米軍再編により、岩国基地をいま以上強化させないことを目的に、岩国基地を取り巻く地域住民が一体となり、連帯を強め、共同の活動を進めます。
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