CMV22オスプレイ・F35CライトニングⅡの配備強行に対する抗議文

2024年11月17日

内閣総理大臣

石破 茂 殿

瀬戸内海の静かな環境を

守る住民ネットワーク

共同代表 桑原 清

 

CMV22オスプレイ・F35CライトニングⅡの配備強行に対する抗議文

 

本日11月17日空母艦載機部隊はそのほとんどが岩国基地に帰還した。艦載機の中には、機種変更として新しくCMV22オスプレイとF35CライトニングⅡが含まれる。報道によればCMV22は4機、F35Cは14機とのことである。

従前のC2部隊は2機、FA18E部隊(VFA115)は12機であり、機体数において4機増加しており、今回の機種変更は明白な基地機能の強化である。

CMV22の安全性については、基地周辺住民は大変に危惧をしている。一作年6月8日米本国におけるMV22の墜落事故、昨年11月28日屋久島沖でのCV22の墜落事故については、米軍も「これまで経験したことのない壊滅的な故障」と断定し、その根本原因も解明されておらず、また部品の改良・交換などの抜本的な対応が行われていない。到底安全は保障されていないと判断する。

滑走路沖合移設事業以後、KC130部隊の普天間基地からの移転、空母艦載機部隊の厚木基地から移転、米空軍機の一時的な展開など岩国基地での機能強化は際限がないものとなっている。基地周辺住民への負担の増大はもはや限界を超えている。これ以上の機能強化は到底容認できるものではない。

明白な基地機能強化であり、基地周辺住民の安全と安心を損なうCMV22とF35Cの岩国基地配備について強く抗議するものである。