岩国基地の軍港化に反対する申し入れ

岩国市長

福田良彦様

                        瀬戸内海の静かな環境を

                        守る住民ネットワーク

                          共同代表 河井弘志

共同代表 桑原 清

岩国基地の軍港化に反対する申し入れ

 10月14日米海軍艦船ミゲルキースが岩国基地に入港した。ミゲルキース(ESB5)はルイスB.プラー(ESB3)級の最新の遠征用海上基地艦である。ルイスB.プラーは基準排水量8万トンを超える大型艦船であり、ミゲルキースも同様に8万トン以上の艦船と考えられる。岩国基地DVIDSによると、ミゲルキースは海から陸へ作戦を行うにあたって、兵站輸送を行うために高度に柔軟性を持ったプラットフォームであるとしている。ミゲルキースがホワイトビーチ、佐世保に続いて岩国基地に入港したということは、岩国基地が輸送の拠点になることを意味していると考えられ、岩国基地の軍港化を示唆するものである。

 最近の岩国基地への米軍関係艦船、自衛隊艦船の入港使用は従来になく頻繁であり、市民には不安と国・米軍への不信が広がっている。今回のミゲルキースの入港はその不安・不信をいっそう大きくするものである。岩国市は従来より国に対して「軍艦等の母港、寄港地とならないようにすること」を求めているが、米軍・国はこれを一切無視する行為を続けている。

 滑走路移設事業において、国は港湾施設については輸送船等の着岸が予定されるとするのみで、滑走路移設事業前と役割については変化がないと説明していた。新港湾施設完成後、オスプレイの陸揚げなど新しい役割が遂行され、約束は反故され続けている。岩国基地の軍港化は明らかな機能強化であり、岩国市民の安心、安全を脅かすものである。以下申し入れる

1,ミゲルキース岩国入港については明確に反対の立場を明らかにすること

2,港湾施設の運用については滑走路移設事業前の運用と同じにするよう国・米軍に求めること。

3,市民生活に影響を及ぼす港湾施設の運用については、地元自治体を尊重し事前に通知、報告するよう国、米軍に求めること。

以上