岩国市長
福田良彦様
瀬戸内海の静かな環境を
守る住民ネットワーク
共同代表 河井弘志
共同代表 桑原 清
F35Bの安全対策と岩国市の情報公開の改善を求める申入れ
本年7月13日岩国基地所属のF35B戦闘攻撃機2機が飛行中に雷に打たれて重大事故を起こしていたことが明らかになった。この事故についてはパイロットは無事であったものの、米海軍安全センターおいて250万ドル以上の損害がもたらされたとするクラスAの事故に分類されている。報道によれば米海兵隊は今回の事故について調査中としている。
F35については従来より、雷に脆弱である事実が指摘されている。昨年6月25日付米報道機関ミリタリーコムは「F35Aは爆発の懸念から雷の近くでの飛行は禁じられた」とする記事が載せられ、落雷によってOnboard Inert Gas Generation System・・OBIGGSに欠陥が生じ、F35Aの調達に一時停止がかかり、雷雨や雷の25マイル内では飛行禁止になったことが報じられている。今回の事故を報じた本年7月23日付の米紙マリンコタイムズはF35Aについては繰り返しOBIGGSに由来する問題のために雷雨近くの飛行については禁止されてきたとしている。F35BのOBIGGSについてはF35Aのそれとは若干の違いがあるとしているが、今回2機のF35Bにおいて落雷が深刻な事故もたらしたことは重大な事実である。F35Bについても落雷には脆弱であり、構造に欠陥がある可能性が判明したからである。
一部報道によれば岩国市は今回の事故について7月16日国から情報提供があったにもかかわらず、公表をしなかったという。今回の事故はF35Bの安全性に懸念を示すものであり、すぐれて市民の安全にかかわるものである。非公表としたことについて強く抗議するものである。以上の点から下記の項目を申し入れる。
記
1、7月13日の事故については岩国市として状況把握に努め、事故原因の解明、再発防止を国、米軍に求めること。
2、事故原因が解明され、再発防止策が施されるまで、F35Bの雷雨における飛行は禁止するよう国、米軍に求めること。
3、今回の事故ついて、国からの情報提供を公表しなかった理由について明らかにし、今後国からの米軍事故情報については滞りなく公表すること。
以上
