2024年1月

エアフォースタイムズ。11月29日屋久島沖で墜落した米空軍のCV22のブラックボックス(音声およびデータレコーダー)がすでにデータの分析のために研究室に送られていることが明らかにされています。結果がでるまでに数週間かかる見込みとのこと。空軍は墜落から数日以内に航空機の重大な欠陥が事故につながったと判断したようです。

空軍18航空師団のサイト。1月3日VMFA232のFA18は太平洋上で、嘉手納基地所属909空中給油部隊のKC135から空中給油を受けています。統合軍は致死性と即応性を強化し、インド太平洋地域で優れたエアパワーを計画する能力を高める。としています。909部隊は「いつでも」「どこでも」統合軍を計画する重要な役割を担うとしています。FA18の機体は複座のD型(機体番号22)が1機、単座のC型(機体番号04)が1機確認できます。

第一海兵航空団DVIDS。1月8日岩国基地でVMFA242が毎年恒例とされる水中サバイバル訓練をおこなっています。パイロットが中心のように見えます。ビデオをみましたが、建物内でのレクチャーの後、実際に港湾施設のスベリから海に入って訓練。墜落したときに海中での対応を訓練したと思いますが、寒い中での訓練に意義があるのでしょう。

アメリカDVIDS。強襲揚陸艦アメリカが出港したようです。1月18日、20日フィリピン海で飛行作戦を行っています。今回搭載されているF35Bの部隊はVMFA121です。機体番号00と01が確認されます。1月15日には太平洋で海上自衛隊員がアメリカに乗り込んで、F35Bの飛行を見学しています。護衛艦かがもF35B仕様になったようですから、その準備と思われます。不思議に思ったのはAH1・UH1・CH53(ヘリ)がVMFA121の所属とされていることです。通常F35Bは沖縄の部隊の強化型として配備されるものです。

 雑誌等の情報によると空母レーガンの横須賀を母港とした海上航海任務は昨年末で終わったようです。そうすると4月か5月にジョージワシントンが西太平洋に配備されるということになるのでしょうか。

太平洋空軍サイト。今年のコープノース24は2月5日から23日まで実施予定とのことです。アメリカ・オーストラリア・日本を中心に、フランス空軍、カナダ空軍、韓国空軍も参加、約85機の航空機がグアム・サイパン・テニアンの基地を使って行います。

第一海兵航空団DVIDS。1月19日VMFA232(ニックネーム・・レッドデビル)はグアムアンダーセン基地に到着しています。グアム展開は米軍再編による騒音軽減対策の一環としています。2月のコープノースに参加する準備と思われます。

米海軍協会ニュース。強襲揚陸艦アメリカを中心とする水陸両用即応群はカールビンソン打撃軍・セオドアルーズベルト打撃軍と台湾近くのフィリピン海に29日現在いることが確認できます。この時期この海域では大規模演習が行われたことがあります。(2022年のノーブルフュージョン)。この時は岩国基地のF35Bも岩国から参加していました。