2024年4月

第一海兵航空団DVIDS。3月19日から20日まで岩国基地所属VMGR152のKC130Jが嘉手納基地所属の空軍の320特殊戦術中隊と沖縄近海の海上で捜査救助訓練をしています。320部隊の空軍兵がKC130Jの機上から海に飛び込むビデオが公開されています。

中国新聞。4日午後2時頃着陸したF35Aがパンクしたようで、しばらく滑走路が一時閉鎖されました。全日空機3便が欠航したとのこと。F35Aはもちろん空軍機ですが、AKテールコードアラスカイールソン基地配備のF35Aと思われます。4機編隊で合計12機が着陸、給油の後飛び立ったとのことです。行先は三沢?岩国基地は米軍の戦略変更で三沢-嘉手納の給油中継基地となっています。ともかく外来機の飛来が絶えません。今日2023年度の70デシベル以上の騒音回数が3万回を超え、滑走路移設事業後最多と報道されていましたが、訓練が活発であることに加え、外来機の飛来が多くなったことが間違いなく理由の一つです。

岩国基地DVIDS。3月18日から24日まで岡山県日本原演習場で、岩国基地の憲兵隊と36戦闘補給中隊はノーザンドラゴン24という演習を行っています。マシンガンの実弾演習を厳しい環境下で行ったとのこと。ビデオには雪の降る中、兵隊がマシンガンを備え付け撃っている様子が映されています。

海軍安全司令部。4月8日韓国クンサン基地でF35Bがバードストライクで重大事故(クラスAの事故)を起こしています。部隊名はわかりませんが、おそらく岩国基地配備のVMFA121の機体でしょう。

第一海兵航空団DVIDS。4月2日VMFA225のF35B、4機が岩国基地に到着しています。VMFA242との統合を図り、通常の飛行作戦、インド太平洋地域における訓練のサポートのためとされています。ちなみにこの機体は新しいバージョンのようです。機能強化の疑いありです。

第一海兵航空団DVIDS。VMFA121は韓国に滞在しているようです。VMFA121のF35Bが数機、4月1日2日と韓国のポハンの航空基地(ムジュク)にクロスカントリーしています。クロスカントリーというのは配備されている基地から、数機が短期間他の基地によることです。このクロスカントリーは韓国の多数の基地への第5世代戦闘機(F35B)の紹介の一環となっています。トラベルという言葉使われていますから、やはりVNFA121は3月から4月にかけて韓国に滞在していると見るべきでしょう。ちなみに米韓の安保用語ではステルス機は戦略資産と言われ特別の意味があります。

chosun online。19日米韓合同演習「連合編隊軍総合訓練(KFT=Korea Flying Training)」に参加しているVMFA121F35Bのクンサン基地での写真が載っています。クンサン基地のホームページでは4月15日4機のVMFA121のF35Bが離陸を待つ姿がやはり写真にとられています。VMFA121は1か月以上、韓国に展開しています。

第一海兵航空団DVIDS。4月21日23日の記事、VMGR152(KC130Jの部隊)はグアムで部隊レベルのイントラサービス訓練を行っています。遠征能力の強化のために、戦術的な航法、空中給油、改良されていない滑走路での着陸の訓練を行うとしています。テニアン・沖縄へも行くようです。

第一海兵航空団DVIDS。4月23日岩国基地でVMFA(AW)224は実弾訓練を行っています。FA18CホーネットにAIM120アムラーム中距離空対空ミサイルを、AGM84Dハープーン空対艦ミサイルの実弾をそれぞれ装着する写真が載っています。