ABCニュース。現地時間5月28日、ニューメキシコ州アルバカーキ空港の近くでF35Bが墜落しました。火災が発生したようですが、パイロットは脱出し、重症のようです。F35Bの墜落事故は昨年9月17日サウスカロライナ州でも起こっています。今回はテキサス州フォートワースからカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に向かう途中でのこと、ニューメキシコ州カートランド空軍基地で給油後に墜落したとのことです。パイロットは民間人のようです。
岩国基地DVIDS。5月23日岩国基地司令部司令中隊の爆発物処理部隊(explosive ordnance disposal)が姫小島で訓練をしています。姫小島のことをターゲットアイランド(標的の島)と呼んでいるのが腹立たしいところです。姫小島の近影がよくわかる写真も載っています。
ソウル聯合ニュース。6月5日グアムアンダーセン基地に配備されているB1B1機が韓国内の射撃場に精密誘導弾(JDAM)を投下し、その後B1Bは海兵隊のF35B、空軍のF16、韓国軍のF35A、KF16と韓国の西部上空で演習を行っています。F35Bは岩国基地所属のVMFA242のF35Bと思われます。
バリアントシールド24で、自衛隊基地である松島基地や八戸基地には10日~18日まで三沢のF16が展開するとのことです。NHKによると、これは米軍基地が攻撃を受けて使えなくなった場合などに備えての移動とのことです。しかしバリアントシールド24の主戦場はやはりグアムからパラオにかけての第二列島線と思われます。要するに在日米軍基地は攻撃を受けて使えなくなるという想定でしょう。岩国基地の海兵隊所属機はすでにVMFA121とVMFA224はグアムに展開済みです。中国ともし大規模な戦闘が発生した場合は、こういうことになるのでしょう。岩国基地は使い捨て?グアムから作戦を展開させると思われます。岩国市によると岩国基地の自衛隊はUS2が1機救助訓練に参加するのだそうです。救難救助は自衛隊の極めて重要な任務に位置付けられています。
岩国基地DVIDS。6月11日岩国基地で大量負傷者訓練(mass casualty exercise)が行われています。屋外で負傷した兵隊を海軍のブランチクリニックに運ぶ訓練のようです。この訓練はバリアントシールドの一環ではありませんか、岩国基地が攻撃を受けて多数の負傷者がでる、その一方で航空機部隊は第二列島線のグアムまで引き下がる。対中国の米軍戦略の一つエアシーバトル構想そのものです。
第一海兵航空団DVIDS。6月13日、北太平洋(North Pacific Ocean)上空で、KC130J(VMGR152所属)がVMFA121のF35B4機とVMFA(AW)224のFA184機を従えて編隊飛行をしています。バリアントシールドに参加とのことです。
第一海兵航空団DVIDS。6月16日バリアントシールド24で、船を実際沈める沈没訓練が行われたとのこと。VMFA(AW)224は参加した模様です。
第一海兵航空団DVIDS。6月22日、バリアントシールドは終わったのに、VNGR152のKC130Jはパラオ共和国ペリリュー島のアガウル飛行場に着陸しています。この飛行場、写真が載っていますが、舗装された滑走路ではなく所々に水たまりのある、ジャングルを切り裂いたばかりのような粗末な飛行場です。KC130Jだからこそ着陸できる飛行場と思います。
第一海兵航空団DVIDS。6月26日岩国基地にMAG12(第一海兵航空団)、MAG13(第三海兵航空団)、CVW5(第五空母航空団)、レーガン打撃群の兵隊が集結、海上自衛隊第71航空隊のUS2の活動を視察しています。岩国基地で関係者が集合写真を撮っています。同日は太平洋上でUS2のクルーがゴムボートに乗り、実際の救助訓練を行うところも見ています。航空機事故や墜落の救難は、もちろん重要な任務ですが、これは自衛隊がおこなうようです。しっかり負担分担です。